シンボリクリスエスはNasrullah≒Royal ChargerとPrincequilloとStriking=Busher≒Blue Eyed Momoのクロスで、主に母の父Seattle Slewを増幅した配合をしていて、体型や走法にもSeattle Slewの影響が強くみられた
だからそこにSir GaylordやMill ReefやRivermanといった「ナスキロ」をもってくると、アプレザンレーブやモンテクリスエスのように東京をストライドで走るタイプが出やすい
しかしサンカルロ(母にSecretariat)、ミッキーペトラ(Riverman,Lomond)、ストロングリターン(Smart Strike)など、今春の中山ではナスキロクロスのシンボリクリスエス産駒がよく好走した
筆者としては、ナスキロクロスでストライドで走るシンボリクリスエス産駒は、基本的には東京>中山という扱いでいきましょうと書いてきただけに、サンカルロのNZT勝ちなどには痛い目にあったものだが、上記3頭は母父がミスプロ系という点が共通する
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102822/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006101669/
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2006102934/
Roberto系とミスプロ系の配合は、Bramalea≒Gold Diggerのニアリークロス(Nashua,Bull Dog,Blue Larkspur)になるので、両者のアメリカンな脚質、つまり小回りを捲るような器用な脚が伝わりやすいということだろう
熱血+ターゲットで調べてみても、シンボリクリスエス産駒全体では東京芝(勝率12.1%,連対率32.5%)中山芝(勝率10.0%,連対率20.7%)だが、母にミスプロが入る場合は東京芝(勝率12.1%,連対率27.6%)中山芝(勝率12.8%,連対率25.6%)と、ミスプロ持ちのほうが中山適性が増すという数字が出ている
ちなみにRoberto×ミスプロの主な活躍馬には、ノーリーズン、チョウカイキャロル、フサイチリシャール、メイショウトウコン、ワイルドワンダー、ラスカルスズカ、ビッグゴールド、キーンランドスワン、エイシンドーバー、トウカイトリック、マイネルスケルツィ、ヴァンクルタテヤマ、フィフスペトルなどがいます
というわけで、「シンボリクリスエスのナスキロクロスは、大回り>小回りのストライド走法に出やすい」と書いてきましたが、「母系にミスプロが入る場合は必ずしもこの限りではない」というふうに加筆訂正したいと思います