これから京都入りなので、いつもより半日早く「血統クリニック」の原稿を進めてます
オールザットジャズは今年に入って①①②①の上がり馬で、唯一の敗戦もインベタ馬場を逃げ切ったレディアルバローザを猛然と追い込んだ中山牝馬2着
角居厩舎のタニノギムレット娘ですからウオッカとの比較を持ち出すような記事も目にしますが、私はこの馬は“女サクラメガワンダー”と命名したいですね~
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2008100868/
3代母Belle de JourがPrincequillo×Nasrullahの組み合わせで、タニノギムレットのグレビオにナスキロを合わせて柔らかな斬れを引き出そうとしているのはウオッカと同じで、しかも母父がサンデーですからたしかに体質は柔いところがあって、そしてルーラーシップなんかを見ての通り、こういう柔い馬をジックリ育て上げる手腕には卓越したものがある厩舎です
しかしこの馬は母母父がDanzigで、父はRoberto系でGraustark4×3ですから、Roberto×Danzig×His Majestyのグラスワンダー的な輪郭の配合でもあり、実際体型や走りはRoberto系のパワー型のイメージでもあるのです
体型や走りはパワー型なのにサンデー的ナスキロ的柔さを兼備していて、小回りで鮮やかに捲るだけでなく外回りでも斬れる脚が使えるというところが、グラスワンダー×サンデーのサクラメガワンダーとダブるところなのです
とはいえメガワンダーのベストレースは宝塚と金鯱賞だったように、オールザットジャズもベストパフォーマンスを出せるのは小回り内回りの1800~2000mではないかと、好位から高速捲りで楽勝した前走をみるとそんなふうにも思うのです