9/3~6の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報

こないだ静内駅で食ったつけ麺が美味かったんですが(日高昆布拉麺も美味そうでした)、オペレーションがのんびりなので時間に余裕あるときにまた行きたいなと思いました

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2026)』で栗山求が推奨したショウナンガレオン(牡2歳)が土曜札幌11Rの札幌2歳S(G3・芝1800m)を勝ちました。

ショウナンガレオン(牡・父Flightline、母タングリトナ)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2024106438/
母タングリトナはアルゼンチンで誕生し、同国で芝とダートの2歳G1を制覇した。本馬は母の初仔なので、どんなタイプになるのか予測しづらい面がある。セレクトセールに上場された際は筋肉質で伸びのある馬体が印象的だった。本馬はUnbridled4×4、Receipt≒Full Mast3×2。前者に関しては影響力の強い名血だけに成功例が目立ち、最近では青葉賞を勝ったゴーイントゥスカイが同じクロスを持っていた。芝向きにしろダート向きにしろスピードの持続力を武器とするタイプ。配合的におもしろいので狙ってみたい。(栗山)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2025)』で栗山求が推奨したイッソス(牡2歳)が土曜阪神2Rの新馬戦(芝1400m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父サリオス
母オーロトラジェ(オルフェーヴル)
牡 募集価格:5000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2024106246/
アメリカJCCと京都記念を勝ったショウヘイの半弟。母オーロトラジェは牝馬二冠を制覇したミッキークイーンの半妹にあたり、近親にはブレイディヴェーグ(エリザベス女王杯)、エピファニー(小倉大賞典)、ミッキーゴージャス(愛知杯)といった活躍馬がいる。母の父オルフェーヴルはブルードメアサイアーとして非凡な才能を示しており、ハーツクライ系種牡馬との組み合わせでは少ないサンプルからコラソンビート(京王杯2歳S)が出ている。サリオス産駒は大きすぎると脚もとの心配が出てくるが、本馬は現時点で460kgでちょうどいい。底力あふれる芝向きのマイラー~中距離タイプ。(栗山)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2025)』と『POG種牡馬別好配合馬リスト(2026)』で栗山求がダブル推奨したリスグロワール(牡2歳)が日曜阪神5Rの新馬戦(芝1800m)を勝ち上がりました。

★キャロットクラブ
父サートゥルナーリア
母リスグラシュー(ハーツクライ)
牝 募集価格:8000万円
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2024106690/
母リスグラシューは、コックスプレート(豪G1)、有馬記念(G1)、宝塚記念(G1)、エリザベス女王杯(G1)など6つの重賞を制し、5歳時に年度代表馬に選出されました。母の父ハーツクライは、シーザリオの息子たち(エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリア)と相性が良く、「エピファ×ハーツ」はエフフォーリア、ヴァルキリーバース、ジョスランを、「リオンディーズ×ハーツ」はミュージアムマイルとインダストリアを、「サートゥル×ハーツ」はコートアリシアン、フェスティバルヒル、カヴァレリッツォを出しています。ちなみに毎日杯(G3)を勝ったファンダムは「サートゥル×ジャスタウェイ(その父ハーツクライ)」です。母のポテンシャルと、ニックスと思われる配合構成から、ハイレベルな潜在能力を感じさせます。芝向きの中距離タイプ。(栗山)

リスグロワール(牝・父サートゥルナーリア、母リスグラシュー)
母リスグラシューは、コックスプレートや有馬記念など6つの重賞を制して年度代表馬に選出された女傑。「サートゥルナーリア×ハーツクライ」はカヴァレリッツォ、フェスティバルヒル、コートアリシアン、トリニティなどの活躍馬が出ている。母のポテンシャルに加えニックスと思われる配合構成から期待大。(栗山)

■『POG種牡馬別好配合馬リスト(2025)』で望田潤が推奨したレッドフレーザー(牡3歳)が土曜阪神3Rの未勝利戦(ダ1800m)を勝ち上がりました。

レッドフレーザー(牡、父ドレフォン、母ラーゴブルー)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023105340/
デニムアンドルビーやキタノコマンドールの甥。ドレフォン×ハーツクライはエミサキホコルやマスクオールウィンと同じで勝ち馬率60%以上とよく走っており、特に母母にNureyevが入るパターンはアセレラシオン、ホウオウドラッカー、フォーディアライフと出走3頭とも勝ち馬。芝ダ兼用で外さない配合といえる。重厚なハーツクライ肌はマイラー質の種牡馬との配合が成功しやすい。(望田)

■『一口馬主好配合馬ピックアップ(2024)』と『POG種牡馬別好配合馬リスト(2025)』で望田潤ダブルが推奨したティタノマキア(牝3歳)が日曜阪神4Rの未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がりました。

★シルクホースクラブ
父エピファネイア
母タイタンクイーン(Tiznow)
https://db.netkeiba.com/horse/ped/2023107092
牝 募集価格:6000万円
母タイタンクイーンは5頭のオープン馬を産んでいる名繁殖でNorthern Dancer5・5×4。その母EnsnareはBuckpasser3×3。牝祖Impishはマイニングの母でもあり、Lady Be Goodにさかのぼる北米名門牝系です。このマイニングを母父とするゼンノロブロイとエピファネイアは好相性で、イフェイオン、ヴェローナシチー、シーズンズギフトなどが出て勝ち馬率も高いです。Seattle Slewのクロスもダノンデサイルと同じで、サンデーサイレンスのクロス以外では最も成功しているパターン。本馬はダートもいける中距離馬で、オープン級の素質を感じます。(望田)

ティタノマキア(牝、父エピファネイア、母タイタンクイーン)
母タイタンクイーンは日米で5頭のオープン馬を産んでいる名繁殖。牝祖I Passはマイニングの母でもあり、Lady Be Goodにさかのぼる北米名門牝系。このマイニングを母父とするゼンノロブロイとエピファネイアは好相性で、イフェイオン、ヴェローナシチー、シーズンズギフトなどが出て勝ち馬率も高い。出資者と2月に見学に行ったのですがこれはスケール感ありました。オークス狙い。(望田)

■木曜名古屋10R秋桜賞 プロミストジーン(一口&POG・望田)
■土曜阪神10R西宮S コルレオニス(POG・栗山)
■日曜中山11R紫苑S2着 サムシングスイート(一口・望田)
■日曜中山11R紫苑S3着 ドリームコア(POG・栗山)
■日曜阪神12R2勝クラス フェンダー(一口・望田、POG・望田&栗山)

9/6ムーランドロンシャン賞(仏G1・芝1600m)を快勝し通算[4-0-1-0]としたErdenaliは、母がAllegretta3×4(Urban Sea≒キングズベストのニアリークロス2×3とも表記できる)とGreen Desert≒デインヒルのニアリークロス3×4

そして母母Ervedya(仏1000ギニーなどに勝った名牝)のところにCozzeneとMill Reefが入るので、「母が強いクロスをもち、自身はSilver in Flightと脈絡するナスキロフリート(Nasrullah+Princequillo+Count Fleet)のクロスを重ねる」というカラヴァッジオ産駒の成功パターンど真ん中の配合なのです

Porta FortunaもTenebrismもWhitebeamもこのパターンで、中でもTenebrism(仏G1ジャンプラ賞、英G1チェヴァリーパークS)と似た配合といえますね

Cozzeneのナスキロフリート柔さといえばイスラボニータのチーター走法で、だからカラヴァッジオの半姉マイジェンにイスラを配してプルパレイが出たのにはニヤリとさせられるわけですが、カラヴァッジオやイスラボニータのナスキロフリートについては下記エントリにて書いてます

nas-quillo.hatenablog.com

24年ファーストシーズン予想は「産駒数と繁殖質から◎はコントレイルで仕方ないけれど、心の本命はシスキン」と書きました

当ブログでの初出は2020年の愛2000ギニーを勝ったときで「とろけるような名血名配合」と絶賛したし、社台に導入が決まったときも「身のこなしが実にしなやかで、大箱向きのマイラー~中距離馬をハイアベレージで出せるし肌に回ってもいい」と書いてます
土曜のボツ予想~とろける名血名配合 - 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog
11/21~23の血統屋コンテンツ推奨馬の結果速報 - 血は水よりも濃し 望田潤の競馬blog

まあ血統派でシスキンの5代血統表に感動しない人はいないと思うし、種牡馬シスキンの成功を疑う人もいなかったと思いますが、何が嬉しいって牝馬がちゃんと走ってるのがね、肌に回ったら更にいいのだぞと思ってるので、そこが一番嬉しいです😊

ロックターミガン、マスターソアラ、ジーティーマイカ、重賞勝ち3頭はいずれも母父ダイワメジャーというのが注目されていますが、シスキンは基本ノーザンテーストと相性が良いので、The Minstrel≒ノーザンテーストのニアリークロスが成功しやすい、という見方もできるのでは(ちなみにマスターソアラはThe Minstrelの娘Zaizafonの牝馬クロス)

3世代の産駒において今のところ言えそうなことは、シスキンの底力の源は主としてUnbridledとMixed Marriageを経由するLe Fabuleux≒Tehranのニアリークロスにあると考えられ、これと脈絡する底力ある血=Aureoleやトニービンのような血が入ると跳ねるし、Sharpen Upやエンドスウィープを使ったMixed Marriageのクロスもなかなか有効です

シスキン産駒全体…出走68/勝ち馬35/勝ち馬率51.5%/1走当賞金231万円

母系にノーザンテーストをもつシスキン産駒…出走21/勝ち馬12/勝馬率57.1%/1走当賞金290万円(ロックターミガン、マスターソアラ)

母系にAureoleをもつシスキン産駒……出走11/勝ち馬10/勝馬率90.9%/1走当賞金291万円(ロックターミガン、ジーティーマイカ)

母系にMixed Marriageをもつシスキン産駒……出走16/勝ち馬11/勝馬率68.8%/1走当賞金234万円(マスターソアラ、ライヒスアドラー)

母系にトニービンをもつシスキン産駒……出走14/勝ち馬7/勝馬率50.0%/1走当賞金305万円(ライヒスアドラー、シスキンブルーム)

母系にSecretariat≒Sir Gaylordをもつシスキン産駒……出走36/勝ち馬16/勝馬率44.4%/1走当賞金167万円(ジーティーマイカ、カエリールークス)

いっぽうでSecretariat≒Sir Gaylordのクロスはあんまりパッとせず、ディープインパクトやStorm Catとの配合も跳ねてないし、シスキンの母はSir Ivor≒Drone≒Secrettame4・5×3・4でこれが日本向きの柔らかさを表現しているというべきですが、産駒の代ではこれ以上Sir Gaylord的に柔くする方向にいく必要はない、ということでしょうかね🤔

Lyphardのクロスもディープインパクト経由を除くと、出走15/勝ち馬10/勝馬率66.7%/1走当賞金182万円(ライヒスアドラー、カエリールークス)とまあまあ優秀です

まとめると、シスキン産駒の配合は、Sir Gaylord的な柔さを増すよりは、The Minstrel≒ノーザンテーストやEl Gran Senor=トライマイベストやLyphardなどのクロスで頑強な方向に振るのが吉で、AureoleやトニービンやMixed Marriageを使って底力を増すと重賞級に跳ねる、という感じですかね中間発表としては